北中米W杯で、ベスト32で敗退したセネガル代表に〝内紛〟が発生していたようだ。
FIFAランキング18位のセネガルは、1次リーグI組を3位通過。決勝トーナメント1回戦で1日にベルギーと対戦したが、延長戦の末に2―3で大逆転負けを喫した。
地元メディア「スポーツニュースアフリカ」が「この敗退は戦術面だけが原因ではない。パプ・チャウ監督が契約問題で連盟から圧力を受け、一方でサッカー連盟(FSF)の幹部たちは豪華な接待や特権的な生活を送っていた。代表内部では信じ難い混乱が起きていた」と伝えた。
同メディアによると、今年2月からチャウ監督との契約は結ばれていない状態で、給与も5か月分支払われてなかったという。そして1次リーグノルウェー戦(22日)が始まる5時間前に、チャウ監督の代理人やセネガルの大統領顧問らが立ち会って契約書へサインした。
さらに「実はアメリカへ出発する前にも同じ問題があった。契約も給与もないため、チャウ監督は『問題が解決しなければ渡米しない』と主張し、代理人も同行拒否を示唆していた。すると連盟側は『監督がこないなら、技術委員長と渡米し、その場でエルベ・ルナールと交渉する』と伝えた」と報道。大会期間中にチュニジア代表監督に電撃就任したエルベ・ルナール氏が、セネガル代表監督を務める可能性もあったことを報じた。
さらに「一方、連盟執行部では以前から対立が続いていた。会議で罵り合いになることも珍しくなかった。W杯期間中も状況は変わらず、それぞれが自分の利益を優先した。ある副会長はインフルエンサー、特に若い女性たちを宿舎へ招待し、選手やスタッフを驚かせたという。代表団では高級酒、高価なプレゼント、パーティーが連日のように行われた」と伝えた。このほかにもFIFAからセネガルが60ドルで入手したチケットが、350ドルで転売されていた問題も報じられた。
同メディアは「競技面だけでなく組織運営も失敗だったとして、大統領府が調査報告書を作成中である。帰国後には連盟幹部やチャウ監督への事情聴取が行われる予定となっている」と締めくくった。
セネガル敗退の舞台裏で、選手たちは上層部の〝悪事〟に悩まされていたようだ。












