北中米W杯決勝トーナメント1回戦(29日=日本時間30日、米国・ヒューストン)で森保ジャパンと対戦するブラジルの元エースで〝元祖怪物ストライカー〟のロナウド氏が約2年8か月ぶりに代表でプレーしたFWネイマール(34=サントス)を高く評価。「日本キラー」と呼ばれるスター選手の復活を全面的に支持し、さらなる活躍を期待した。
史上最多となるW杯5度制覇の〝サッカー王国〟ブラジルでエースナンバー10に期待が高まっている。W杯メンバーに選出されたネイマールは右ふくらはぎ痛のためベンチ外が続いていたが、1次リーグ最終スコットランド戦(24日)で代表として約2年8か月ぶりの実戦復帰を果たした。ただ久しぶりの実戦とあって動きにキレはなく、脅威を与えるようなプレーは見せられなかった。
フランス紙「レキップ」によると、1994年米国大会と2002年日韓大会で母国を優勝に導いたロナウド氏はネイマールに大きな期待を寄せている。「当然のこと。彼には決定力がある」と同国最多となる「79」ゴールを決めているエースストライカーを高く評価し「今の代表チームには彼と同じように試合を決定づける能力を持った選手は他にいない。だからネイマールを頼りにできるなら、このチャンスを逃すわけにはいかない」と語ったという。
スコットランド戦で約20分とはいえ、実戦をこなしたことで復帰第2戦はフィジカルコンディションの良化が見込まれている。特にネイマールは「日本キラー」として知られるように、過去日本との対戦では5試合で9得点を奪取。日本にとって個人選手の最多得点者であり、まだ〝絶好調〟とは言えないながらも、まさに「天敵」といえる存在だ。
名門レアル・マドリード(スペイン)やACミラン(イタリア)など欧州ビッグクラブでも大活躍したロナウド氏は「彼は医師の許可も得ており、コンディションも万全だ。彼を信じていなかった人たちを黙らせるチャンスだ。私も2002年に復帰を経験したから、ネイマールを全面的に支持する」とし、今後の活躍を熱望した。
ブラジルは24年もW杯制覇から遠ざかり、今回大会も優勝候補とみられていないが、ネイマールが完全復活すれば史上最多記録を更新する可能性も高まる。森保ジャパンにとっては嫌な相手になるのは間違いない。












