宮城県名取市の交番前に爆竹が置かれる事案が5月にあり、警察が軽犯罪法違反や威力業務妨害の疑いで捜査をしている。地元警察はポリ鬼目的の犯行とみているというが、ポリ鬼ってなんだ?
警視庁生活安全部のXアカウントが2025年にポリ鬼について投稿している。「『ポリ鬼』→ポリス(警察)で鬼ごっこ『ポリまき』→ポリス(警察)をまく(逃げる)」と解説したうえで、「少年達が悪ふざけで行うことが多いですが、犯罪として罪に問われることがあります。保護者の方は少年に後悔させないよう指導をお願いします」とイタズラでは済まないと呼び掛けていた。
ポリ鬼事件は過去にもたくさんあった。25年12月には特攻服を着て原付バイクに乗った少年らが信号無視などをして書類送検されたが、目的がポリ鬼だった。24年には兵庫県内の警察署に爆竹が投げ込まれ、少年らが威力業務妨害の疑いで逮捕。少年らは車やバイクで逃走しており、やはりポリ鬼目的だった。
ほかに、少年らがデタラメの110番通報をして、駆けつけた警察官に対して暴言を浴びせ、イタズラと気が付いた警察官と追いかけっこになった事例もあった。この時は軽犯罪法違反が適用されている。
警察に追われるスリルを楽しみたいということなのか。犯罪に詳しいジャーナリストは「昭和の時代にも暴走族が警察をあおることはありました。それと似たようなものでしょう。ポリ鬼という言葉は2010年代にはあったようで、SNSで少年らに広まっているとみられます」と指摘した。
先述の警視庁生活安全部が投稿しているように、気軽に行ったポリ鬼でも犯罪になりうるので、やらない方がいい。












