米格闘技イベント「UFCファイトナイト・ラスベガス119」(20日=日本時間21日、ネバダ州ラスベガス)で、フライ級5位の堀口恭司(35)が同2位のマネル・ケイプ(アンゴラ)に3ラウンド(R)で悪夢の逆転負けを喫した。
1R序盤は互いに出方を伺うように静かな立ち上がりとなるが、堀口はカーフキックでふくらはぎを蹴りぬいてバランスを崩させるなど冷静に打撃をヒットさせる。さらにラウンド終了間際にはタックルでテークダウンも成功した。
2Rは開始早々に左のパンチを顔面にヒットさせてグラつかせると、すかさずテークダウンで上になる。そこからはケイプを逃がさず上からパウンドをヒットさせて試合をコントロールした。
3Rはこれまでの不利を取り返すべく前に出てくるケイプに対し、堀口はパンチをヒットさせて後ろに下がらせる。だがその後、追撃を狙い攻め込んだところでサウスポーからオーソドックスに構えを変えてきたケイプの右のパンチを顔面に被弾。
崩れ落ちた堀口は亀の体勢になって立て直そうとしたが、上からパンチの雨を降らされて動けなくなり、レフェリーに試合を止められて3R2分42秒TKO負けが告げられた。
まさかの逆転負けに無念さを露わにする堀口だが、勝ち名乗りを受けるケイプに拍手を送る。一方のケイプは「恭司は最高の選手だ。今までに戦ってきた選手で一番だ。彼にあこがれているし、彼のような選手になりたい。彼がいなかったら今の俺はいない。ありがとうございました」と感謝の言葉だ。
その上で「俺はあきらめない。彼の打撃をもらうのは想定内だが、俺の打撃は必ず倒す威力がある。俺は予測不可能な選手だ。この階級にいるトップと戦う必要がある。ベルトを取る」と、同級王者のジョシュア・ヴァン(ミャンマー)に照準を定めるのだった。













