待望の瞬間が訪れた。広島・辻大雅投手(21)が20日のヤクルト戦(神宮)でプロ初勝利を挙げた。7回途中降雨コールドとなった一戦で、同点の5回を無失点に抑え、プロ初勝利をつかんだ。
4―4で迎えた5回。先発・森下に代わってマウンドへ上がると、先頭の岩田を二直、長岡を見逃し三振、増田を右飛。打者3人をわずか10球で片付け、チームに勢いをもたらした。
すると直後の6回、打線が一挙4得点を奪って勝ち越し。辻に勝利投手の権利が生まれた。その後は雨脚が強まり、7回途中で降雨コールド。記念すべきプロ初白星を手にした。
二松学舎大付高から2022年育成ドラフト3位で入団。3年目の昨年7月に支配下登録を勝ち取った。昨季は16試合に登板して防御率1・13を記録。今季は開幕一軍入りを果たしたものの、2度の二軍再調整も経験した。
それでも再びはい上がり、この日は通算30試合目の登板で節目のプロ初勝利。21歳左腕が雨の神宮で、プロ野球人生の大きな一歩を踏み出した。












