天体物理学者のニール・ドグラース・タイソン博士(67)は、国防総省が「UFOファイル」を続々と公開する中、「もう宇宙人を見せてくれ!」と率直な要望を投げかけた。米紙ニューヨーク・ポストが17日、報じた。
タイソン氏は16日、米ラジオ番組「FOXニュース・ランダウン」に出演し、「米国民は宇宙人(エイリアン)の存在を示す決定的な証拠を受け入れる準備が十分にできている」と主張した。
「この段階まで来て、ただ宇宙人を見せてくれと言うのは、そんなに無茶な要求でしょうか? 私は過大な要求をしているとは思いません」
さらに、過去100年にわたって映画やメディアで宇宙人が描かれてきたことを挙げ、「もし本当に宇宙人が公開されたとしても、人々の反応はむしろ拍子抜けするようなものになるでしょう。私たちはすでに何度も宇宙人の話を聞かされてきました。もし実際に宇宙人が登場したとしても、100年もの間、宇宙人映画や宇宙人の物語に親しんできた私たちがパニックになるとは思えません。まったく動揺しないでしょう」と指摘した。
一方で、タイソン氏は「もし宇宙人が人間そっくりだったら驚く」とも述べた。
「地球上の生物の多様性を統計的に考えれば、地球上の生命の大半は人型ではありません。だから宇宙人がヒューマノイド(人型)だった場合はむしろ衝撃を受けるでしょう」
今年2月、トランプ大統領が、UFOや地球外生命体に関する情報公開を開始するよう各政府機関に命じた。
そして、国防総省が5月8日、5月22日、6月12日と3回にわたって「UFOファイル」を公開した。公開されたのは、CIA、FBI、NASA、米軍、国防総省などの機密動画、画像、音声、文書の計294点。今後も公開は続くという。
タイソン氏が期待するような「宇宙人そのもの」は含まれていなかったが、数十年にわたり米政府がUFOを含むUAPを追跡・調査してきた歴史を示す大規模な資料群となっている。












