北中米W杯で〝八百長騒動〟が勃発した。米メディア「The Athletic」は「W杯出場選手のエリエ・ワヒが大会前に八百長疑惑で逮捕された」と題する記事を掲載。「2026年Wに出場するコートジボワール代表のサッカー選手エリエ・ワヒが、大会開幕の2週間を切った時点で八百長の疑いで逮捕されたことが明らかになった」と報じた。

 ワヒはフランス1部ニースでプレー。記事によると、5月17日のメス戦で故意にイエローカードを受けたかどうかが捜査の対象になっているという。同月29日にはフランス警察に逮捕された。ワヒは事情聴取を受けた後に釈放され、W杯のために渡米。14日(日本時間15日)に1次リーグE組初戦のエクアドル戦に先発出場し、チームは10で勝利した。

 ワヒの八百長疑惑は、フランス国内サッカーを統括するLFPへの通報で発覚。ニース対メスの試合で故意にイエローカードを受けた疑いが持たれており、現在も捜査が継続している。試合中の特定の出来事を操作する行為は「スポットフィクシング」と呼ばれており、八百長行為に該当。実際、ワヒがメス戦で受けたイエローカードにも異常な量の賭けが行われていたという。

 W杯期間中の八百長疑惑発覚は、まさに異常事態。1次リーグ第2戦(20日=同21日)のドイツ戦を前に、コートジボワールが激震に見舞われている。