北中米W杯で導入されているハイドレーションタイム(飲水タイム)に不満が出ている。

 今大会では暑さを考慮し、前後半で各22分経過後に主審が選手たちに飲水タイムを指示している。選手の保護を目的としたルール。しかしドイツ紙「ビルト」は「多くの関係者から好意的に受け止められていない」とし、1次リーグF組で日本と引き分けたオランダ代表DFフィルジル・ファンダイク(34=リバプール)が「物議を醸すW杯ルールを公然と批判した」という。

 最強DFは「これまでの試合(W杯)はほとんど全部見てきた。毎回(飲水タイムに)CMが入るんだけど、あれは本当に好きじゃない。これはテレビ観戦している中立的な視聴者にとっても良いことではない」と説明。W杯を宿舎などで観戦中、ハーフタイム以外で試合が中断されることを疑問視した格好だ。

 ファンダイクは「本当に暑いのなら議論の余地はある。しかし、私の意見では各試合は個別に検討されるべきだ」とルールへの不満も明かした。

 国際サッカー連盟(FIFA)は飲水タイムについて「すべての試合ですべてのチームに公平な条件を確保するために、すべての試合で審判によって指示される」という見解だが、同紙は「開催国が米国、カナダ、メキシコであるため、高温が予想される。とはいえ、水分補給のための休暇をめぐる議論は今後も続く可能性が高い」と指摘していた。