広島・名原典彦外野手(25)が6日のオリックス戦(マツダ)でまたも勝負強さを発揮した。5―4と1点差に迫られた直後の8回、前進守備の右中間を破る2点適時三塁打を放ち、チームを7―4の勝利へ導いた。
名原は「1番・右翼」で先発出場。しかし、この日は第1打席から遊ゴロ、左飛、右飛、二ゴロと快音が響かなかった。それでも巡ってきた終盤の好機で、再び大仕事をやってのけた。
8回、先頭のファビアンが死球で出塁すると、代走・辰見に交代。持丸が犠打に失敗し、平川も右飛に倒れて二死となったところで辰見が二盗に成功し、相手バッテリーにプレッシャーをかける。得点圏に走者を背負った5番手・入山から代打・野間が死球を受けて一、二塁となり、名原が打席へ入った。
カウント1―1から放った打球は前進守備の右中間を真っ二つに破る2点適時三塁打。三塁ベース上では両手を広げ、喜びを爆発させた。
ヒーローインタビューでは「それまで全然結果も出てなくて、これちょっと打たんとヤベえなと思いながら打席に入りました。気合と根性でもう必死に打ちました」と回想。打球が抜けた瞬間についても「もう素直に『よっしゃ、やったー』って感じでした」と笑顔を見せた。
前日5日のオリックス戦では、7回に同点適時三塁打。さらに4日の日本ハム戦(マツダ)では9回に同点適時打を放っており、これで3試合連続適時打となった。支配下登録を勝ち取った5月以降、一軍で結果を積み重ね続けている。
終盤での勝負強さについて問われると、名原は力強く言い切った。
「気合と根性です!」
2022年育成ドラフト1位で入団した若武者が、いまや新井カープに欠かせない存在となりつつある。マツダスタジアムで初めて立ったお立ち台では「こんなにも多くのファンの方に囲まれて野球ができるのは、本当に幸せだなと感じています」と感謝。「しっかり届いてます」と大歓声への思いも口にした。7日の同カードに向けては「明日も気合と根性で打ちます!」と力強く宣言した。












