レスリングの明治杯全日本選抜選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)3日目(23日、駒沢体育館)、女子53キロ級決勝で清岡もえ(22=アルソック)が村山春奈(27=自衛隊)を破って初優勝を果たした。

 パリ五輪の男子フリー65キロ級金メダルの清岡幸大郎(25=カクシングループ)を兄に持つもえは、決勝で11―1のテクニカルスペリオリティー勝ち。「いつもは相手を怖がってビクビクしながら試合をしているけど、今回は(堂々と)やることができた。思い切ってやれました」と振り返った。

 この日、男子65キロ級で兄も順当に勝ち上がり、24日の決勝に駒を進めた。もえは「絶対にお兄ちゃんに明日、勝ってほしい思いが強い。そのためには私が今日勝って、明日につなげたいと思っていた。それが実行できて良かった」と充実した表情を浮かべた。

 今大会の結果により、アジア大会(9月、愛知・名古屋)と世界選手権(10月、カザフスタン)の出場権を獲得。「あとは明日お兄ちゃんに勝ってもらって、絶対に一緒にアジア大会と世界選手権に出場したい」とエールを送った。