シュートボクシング「笠原三兄弟」の長男で、3階級王者の笠原弘希(26)が、6月21日に東京・後楽園ホールで行われる「SHOOT BOXING 2026 act.3」で、日本スーパーライト級王者イモト・ボルケーノ(27)と対戦することになり、23日に東京・台東区民会館で行われた記者会見に出席。タイトル獲得となれば史上初の4階級制覇となり「あれが去年のバストバウトだと思うので、今回はそれ以上に最高の闘いで勝ちます」と闘志をむき出しにした。

 両者は昨年8月にオープンフィンガーグローブによる同タイトルマッチで対戦。2Rにイモトに左ジャブを決められた笠原は流血しながらも、KO狙いの逆襲に出たが、3R終了時にドクターストップ、TKOで敗れた。

 今回は「シュートボクシングの原点を見せるため」(緒方健一代表)と、通常のボクシンググラブを着用する予定だったが、会見中、笠原がまさかの物言いをつけた。

「ようやくリベンジできる時が来ました。前回ドクターストップになったんですが、負けたとは思っていない。(前回と)同じルールじゃないとやり返してもしょうがない」と主張。イモトも「あんなボンボンつけてやって勝ってもしょうがない。僕からもお願いします」と応じ、ルールは今後協会側で協議し、決定することとなった。

 会見で2人はそれぞれ「気持ちにこたえてくれるリスペクトできる選手」(笠原)、「全般通してスキがない」(イモト)と評価。笠原が「今回はプロレスから取り入れた隠し技を用意してる。どのラウンドでも使えるが、盛り上げてちょうどいいところで決めようかな」と不敵な笑みを浮かべると、イモトも「今回も派手な試合でぶっ倒してイモト・ボルケーノが一番強いと知らしめたい」と返り討ちを宣言した。

 笠原弘希はシュートボクシングの日本フェザー級(2018年)、日本スーパーフェザー級(19年)、日本ライト級(22年)を制し、初の3階級王者に。次男の友希(日本スーパーフェザー級王者)、三男の直希(日本スーパーバンタム級王者)とともに「笠原三兄弟」と呼ばれ、人気を集めている。

 なお今回の大会は、日本スーパーウェルター級タイトルマッチ(王者・都木航佑VS風間大輝)と日本バンタム級タイトルマッチ(王者・佐藤執斗VS片山魁の3タイトル戦が行われ、当日の模様はU-NEXTでも中継される。