高市早苗首相(自民党総裁)は20日、国会内で野党6党首たちとの党首討論(45分)を行った。

 AIエンジニアでチームみらい・安野貴博党首は、今回が党首討論デビュー。持ち時間は3分間だった。

 まず、安野氏は「総理がAIを重要な政治的な課題として認識していただいたということで率直に心強かった」と世界が警戒中の新型AIモデル〝クロード・ミュトス〟に関して、高市首相がサイバー攻撃などに対応したことを評価した。

「AIが社会に与える影響は、私は産業革命に匹敵するか、それより大きくてもおかしくない。安全保障や経済やエネルギー問題、教育、医療などあらゆるところに大きな影響をおよぼしており、私たちは決してAIの影響を過小評価してはならないと思っています」と主張した。

 高市首相が昨年10月の総裁選就任直後に「働いて、働いて、働いて」と語ったことを引き合いに出し「私はいかにAIに働かせて、働かせて、働かせていくかが将来の日本を左右すると思っています。だからこそ、総理にはAIに関するアンテナを張っていただきたい」と求め、本格的にAI業務を導入中のシンガポール外相のケースを紹介した。

 その上で「これを高市総理にもお願いしたい。いきなりはなかなか難しいかもれないが、必要があれば、私、いつでもカテキョー、家庭教師にまいりますので、ぜひ検討をいただきたい」と呼びかけた。

 これに高市首相は「私は日々、AI検索や翻訳で助けてもらっております。(安野氏の発言は)非常に重要で使い倒さないと発展はない。カテキョー、ぜひお願いいたします。ありがとうございます」と笑顔で応じた。