崖っぷちのホーム決戦――。明治安田J1百年構想リーグ西のJ1福岡・塚原真也監督(41)が19日、福岡市の雁の巣球技場で行われた練習後、最終18節となる23日のホーム神戸戦(ベススタ)へ向け「90分で勝つことが大事」と強調した。9位の福岡は敗れれば最下位転落の可能性がある一方、ACL出場権を狙う首位神戸は90分勝利なら西1位が決まる。対照的な立場で迎える大一番だ。
塚原監督は神戸について「非常に強いチーム。ACLを狙うだけの力がある」と警戒。大迫勇也、武藤嘉紀、佐々木大樹ら前線の圧力に加え、ジエゴのクロスなど高さを生かした攻撃も警戒ポイントに挙げた。
「まず前半をゼロで抑えることが大事」と守備をテーマに掲げ、「前線からしっかりプレッシャーをかけて簡単に蹴らせないことが必要」と説明。センターバックが競った後のセカンドボール回収についても「近くに味方がいる構造を作らないといけない」と細部への意識を強調した。
一方で「守備だけでは勝てない。うちにも攻撃力のある選手はいる」とも断言。「神戸は前にガンガン来る分、背後や脇にはスペースがある」と攻略へのイメージも描く。
今季はPK戦勝利こそ多いが、90分勝利の少なさは課題。それでも塚原監督は「引き分けではなく、勝ち切る段階に入っている」と強調した。首位神戸にとっては1位決定がかかる試合。しかし福岡にとっても、生き残りを懸けた90分になる。












