新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」16日八王子大会のAブロック公式戦で、前年度覇者の藤田晃生(23)がニック・ウェイン(20=AEW)を下し、開幕2連勝を飾った。

 昨年大会で史上最年少優勝記録を更新した藤田と、若干20歳のウェインによる超新世代対決は衝撃的な決着が待っていた。激しい打撃戦から藤田がジャーマンスープレックスを決めれば、ウェインもドラゴンスープレックスで応戦。一歩も譲らない攻防が続く。

 ウェインズワールド(コーナーからの飛び付きスタナー)を防いだ藤田は、ジャーマンスープレックスからThrill Ride(変型DDT)を狙う。これを回避されると、プロディジープレックスを決められて劣勢に追い込まれたが、ハイキックからのウェインズワールドはキャッチ。ウェインを担いだ状態からカウンターのThrill Rideをさく裂させて3カウントを奪ってみせた。

 開幕戦(14日、後楽園)のメインで勝利を収めた後のマイクを巡って、SNS上でOSKARと舌戦を展開するなど思わぬ〝場外バトル〟も勃発していた。しかし、藤田は「よく考えたら、もう触れなくてもいいかな。マイクが(Yuto―)Iceのパクリだみたいな(ことを言われたが)、俺はな、手垢が付いたものが一番嫌いなんだよ。誰かの二番煎じとか、パクリとか一番嫌いだから」とキッパリ。

 その上で「ちょっと語弊があるかもしれないけど、日本人が優しすぎるんだよな、みんなな。こっちに無理やり連れてこられたんだったら、こっちの言葉とか文化を理解できなくてもいいと思う。ただ、アイツは自分でプロレスをやりたいって自分の足で日本に来て、ファレ道場を背負って来たんだったら、もうちょっとその辺の(日本語の)ニュアンスを分かった方がいいと思う」と忠告した。

 次戦(17日、代々木)では、今大会最大級の注目を集める葛西純(フリーダムズ)と激突する。「お客さんもいろいろ楽しんでるでしょう。何か持ってくるんじゃないか、激しい試合になるんじゃないか、はたまた武器がない試合になるんじゃないか…。いろいろ想像を膨らませといてくれよ。今考えても分かり切らないこともあるからね」と、大一番へ腕をぶしていた。