木原稔官房長官が15日の衆議院内閣委員会に出席。自民党大会(12日)で自衛官が〝君が代〟を斉唱した問題について答弁した。
党大会では陸上自衛隊の中央音楽隊に所属する3等陸曹が国家を斉唱し「自衛隊の政治的行為を制限する自衛隊法の違反に当たるのではないか」として波紋が広がった。
自衛隊法第61条は「隊員は選挙権の行使を除き政治的行為をしてはならない」と明記。施行第87条では、政治集会での演説や公の施設を政治目的に利用することなどの禁止令が記されている。
木原氏は内閣委員会で「当該自衛官ですが、職務ではなく、いま長期休暇中で、私人として関係者からの依頼を受けて国歌を斉唱したと承知しています」と前置きし「直接本人がというよりも、党大会のイベント会社が防衛省に『これは自衛隊法違反となるか』と尋ねたところ『自衛隊法には違反しない』ということであったので、本人(3等陸曹)の出演に至ったと承知しています。それ(報告)が上まであがったかというと、実はそこで止まっておりまして、ここに私は問題があるというふうに思っております」と語った。
自衛隊法には問題がないとした上で「例えば政治レベルの政務三役、あるいは官房長官、事務次官まで上がってくれば、また別の判断があったかと思います。つまり法律違反するということと、政治的に何か誤解を招くようなことがないかは別問題であり、その点はしっかりと反省すべきものだと考えおります」と神妙に語った。












