ボクシングWBCバンタム級挑戦者決定戦(11日、両国国技館)の前日計量が10日、都内で行われ、アンダーカードのWBAフライ級1位・高見亨介(24=帝拳)とWBC同級5位アンヘル・アヤラ(25=メキシコ)のフライ級10回戦が、高見が体調不良で棄権し、中止となったと発表された。
この日、高見は計量を欠席。取材に応じた帝拳ジムの浜田剛史代表は、高見について、前日はホテルに滞在し、午後9時頃までは問題ない状態で体重も計量をパスできる水準まで落ちており、一気に体内の水分を排出する「水抜き」も行っていなかったと説明。だが、深夜に体調が悪化し、病院で診察を受けてドクターストップがかかったという。入院はしていない。
浜田代表は試合前日の棄権を「すみませんでした。迷惑をかけて本当に申し訳ないと思います」と謝罪。「明日、試合が終わったらトレーナーを集めて反省会をしないといけない」との意向を示した。
JBCの安河内剛本部事務局長は、診断書を見て処分を決めるとのことで、「明らかな計量失敗とかを示すものであれば体重超過と同じ判断をせざるを得ない。脱水症状だと計量失敗ととらえることが多い」と説明した。JBCのルールでは体重超過は1年間の資格停止などの処分が定められており、病気や負傷などによる棄権には罰則はない。
高見は昨年12月にWBA世界ライトフライ級王座を失ってからの再起戦だった。












