バッキンガム宮殿は31日、チャールズ国王夫妻が、米トランプ大統領の招待を受けて4月下旬に米国を訪問することを正式に発表した。しかしヘンリー王子は国王の米国公式訪問中にワシントンD.C.を訪れて父親に会う予定はないという。英紙エクスプレスが31日、報じた。

 チャールズ国王や王室の他のメンバーとの関係が良好とは言えないヘンリー王子は、妻のメーガン妃と2人の子供、アーチー王子とリリベット王女とともに米カリフォルニアに住んでいる。国王と王子が最後に顔を合わせたのは6か月前で、国王がアーチー王子とリリベット王女に直接会ったのは約4年前までさかのぼる。

 今週にはヘンリー王子が7月の訪英時にチャールズ国王から一家へのサンドリンガムへの「招待状」を熱望していると報じられた。

 ヘンリー王子は31日にワシントンを訪れ、プライバシー、AIガバナンス、サイバーセキュリティー法に関するIAAPグローバルサミットで基調講演を行う予定だ。

 IAAPによると、ヘンリー王子は「今日のデジタル世界が社会を破壊しているのか、それとも橋渡ししているのか、そして私たちが未来を再構築する上でどのような役割を果たすことができるのか」についての見解を語る予定だという。

 一方、チャールズ国王はトランプ氏のイランに対する攻撃を理由に訪問中止を求める声があったにもかかわらず、米国独立250年を記念する公式訪問は、予定通り実施されることが発表された。

 訪問は4月下旬に行われ、儀仗兵による敬礼や公式晩餐会、演説など、ホワイトハウスへの米国国賓訪問にふさわしいあらゆる儀式が含まれる。チャールズ国王は米議会の両院でも演説を行う予定だ。歴史的な米国公式訪問でも、ヘンリー王子とはすれ違いに終わりそうだ。