ドジャースは28日(日本時間29日)、本拠地ロサンゼルスでのダイヤモンドバックス戦に3―2で会心の逆転勝ち。1点差を追う8回にスミスが自身の31歳の誕生日を祝う2号2ランを放ち、王者の底力を見せつけた。
ドジャースファンにとってはたまらない3戦連続の逆転勝利となったが、休養日を挟んで30日(同31日)にドジャー・スタジアムで行われる開幕4戦目は別の注目も集める一戦となる。相手はガーディアンズに変わり、先発が予定されるのは佐々木朗希投手(24)。オープン戦では4試合に登板して制球力に課題を残し、防御率15・58の成績で終えた。
球団側の長期的な育成計画の一環ではあるものの、開幕ローテへの抜てきは米メディアの間で疑問視され、マイナーでの調整も叫ばれる中での登板となる。アラブ系の日刊紙「エルバラド」(電子版)も剛腕の行方に着目し「佐々木は悲惨と評されたスプリングトレーニングを経て、制球力の回復を模索している最中にもかかわらず先発が予定されている。カレンダーのリセット、ホームでの連戦の継続、そして注目度が高い先発という組み合わせが忍耐と期待に対する厳しい試練を生みだしている」と報じた。
28日(同29日)は日曜日ながらドジャースの試合はなく、遠征による移動もない。チームは幸先よく3連勝。佐々木が勢いを加速させるか、反対の結果を招いてしまうかは大きな分かれ道だ。同紙は「日程は決してささいな要素ではない。その後の展開次第で休日はパニックを鎮めることもあれば、かえってあおることにもなる。ここで言う『その後』とは『育成』と『評価』の両面を兼ね備えたスタートを指す」と指摘している。
佐々木自身は乱調を反省しつつ「シーズンとスプリングトレーニングはまた別なので、そこはしっかり切り替えたい」とも話していた。その言葉通り、オープン戦とは別人のような快投が期待されるが、〝連勝ストッパー〟となってしまえばさらなる逆風が吹き荒れることは間違いない。同紙も「シーズンが始まれば、すべては『結果』がもの言うことになる」と強調した。さまざまな重圧がのしかかる中、怪物右腕はすべてをはねのけられるのか。真価が問われるマウンドとなりそうだ。












