J1FC東京は28日、小平市内のグラウンドで公開練習を行った。

 今後は4月1日にアウェー、5日はホームで町田との2連戦を控える。同じ東京を本拠にする町田とは、昨年11月にリーグ戦で1―0と勝利するも、翌週の天皇杯準決勝では0―0で突入した延長戦で2点を奪われ敗戦。再び連戦で激突する形となるが、DF室屋成は「それより短いリーグの中で、この町田2連戦はすごく重要。前節の東京Vとのダービーを(0―0の)PK(2―4)で負けてしまったので、もう1回勢いをつける意味でも大事な試合」とチームにとってターニングポイントになると力を込める。

 昨季の町田2連戦はいずれも激戦で、流れをつかんだチームが勝利した。今季から主将を務める室屋は「自分はそういう(強い相手との)プレーの中で、強くボールに行く場面などでチームに強度をもたらせられると思っている。自分がもっともっと強く行き、勇気のあるプレーは主将というより、自分の特徴としても見せたい」とチームが優位になる瞬間を積極的に演出する構えだ。

 また昨季は、出場した17試合の大半で、本職ではない左サイドバック(SB)を務めた。今季は右SBに戻り、チーム最多タイとなる2得点をマークして攻撃でも存在感を見せている。ゴールの要因には「(左SBでは)守備の部分をより意識していたが、今年は右SBでもう少し高い位置を取れる。チームもボールを握れるし、攻撃する時間をみんなが作ってくれるので、その恩恵を受けている」。慣れないポジションでDFとしての使命を優先していた昨季から、本職に戻り攻撃の意識が増えた。

 続けて「もともと攻撃が好きなので、自分のそういったものがリキ(松橋力蔵監督)さんのサッカーの中でより見せられていると思う。それを続けていけたら」。難敵相手に攻守両面でチームに貢献して勝利をつかむ。