ドジャースが1998~2000年のヤンキース以来となるワールドシリーズ(WS)3連覇を狙う2026年シーズンが26日(日本時間27日)に本拠地ドジャー・スタジアムで開幕した。大谷翔平投手(31)を核にした打線にカイル・タッカー外野手(29)が加わり攻撃力アップ、2年連続で開幕投手を務める山本由伸投手(27)が中心の先発ローテーションも安泰だ。課題の守護神もエドウィン・ディアス投手(31)獲得で解消した。米メディアがこぞってWS優勝の大本命に挙げる中、番記者はどう見るか。本音を聞いた――。
昨オフのFAの目玉だったタッカーを4年総額2億4000万ドル(約383億円)、メジャー最強守護神のディアスを3年6900万ドル(約110億円)で獲得したドジャースは巨大戦力をさらに強化し、“悪の帝国”感がさらに強まった。
2020年以降のWSでドジャースは3度優勝しており期待は高まるが、3連覇は簡単ではない。1903年に第1回が行われて以来、3連覇以上はヤンキース(1936~39年、49~53年、98~00年)とアスレチックス(72~74年)の2球団で4度だけ。連覇も昨年が25年ぶりだった。
その高い壁を超スーパースター軍団は越えることができるのか。番記者の見解を聞いた。
オレンジカウンティー・レジスター紙の重鎮ビル・プランケット記者は「〇」だ。
「やると思う。もちろん、うまくいかない可能性もいろいろある。でも彼らは野球界で最も層が厚く、最も才能のあるチーム。しかもこの2年間、ケガに耐えながらも優勝している。だから、またやると思う」
ロサンゼルス・タイムズ紙から新たに創刊されたカリフォルニア・ポスト紙に移籍したジャック・ハリス記者も「〇」。
「もちろん可能。彼らは今回も、野球界で最も才能のあるロースターを持っている。だからといって簡単ではないけどね。昨年、彼らがどれだけギリギリだったかを人々は忘れがちだけど、再びワールドシリーズを制する最も高い確率を持っているチームなのは間違いない」と主張。
その上で「いくつかの“巡り合わせ”やタイミングの良さも必要になる」と付け加えた。
「◎」は米スポーツサイトのジ・アスレチックの2人だ。ファビアン・アルダーヤ記者は「可能というより、それ以上だと思う」と言い切った。「ロースターを見てもそうだし、すでにそれを成し遂げているという事実もある。さらに、弱点を補う形で補強もしている。もちろん簡単ではない。でも現時点でドジャースより可能性が高いチームがあるとは言いづらい」
ケイティ・ウー記者も「正直、この時点でドジャースの3連覇を信じない方がおかしいと思う。ものすごい量のスターパワーがあるから。今のドジャースはここ数十年で見ても、最も大きな標的になっている。それでもロースターの構成や、組織全体の層の厚さを見れば3連覇の可能性は最も高い」と断言した。
カブス担当から3月にロサンゼルス・タイムズ紙に転職したマディ・リー記者も「〇」を付ける。「彼らは昨年のコアをしっかり維持することができた。そこにディアスとタッカーを加えたことで、最も有力な優勝候補にならない方が難しいと思う。ワールドシリーズで勝つのは簡単じゃないし、何が起きるか分からないけど、今年の本命には彼らを挙げるかな」と語った。
MLB公式サイトのソーニャ・チェン記者は最終的に「△」だ。「歴史的に見ても、連覇するだけでもすごく難しいし、まして3連覇となると、だから最初に浮かぶのは『ノー』」
しかし、「今年のチームを見ていると、ワールドシリーズ優勝後にありがちな燃え尽き症状をうまく避ける方法を見いだし、優勝を最終目標にする方法を見つけたように感じる。だから、ほぼ五分五分に近い。ワールドシリーズに行くこと自体は想定できるけど、3連覇するかとなると、ちょっと分からない」と答えた。
ドジャースは歴史に名を刻むことができるのか。大注目だ。












