米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(ミネソタ州セントポール)が25日(日本時間26日)に放送され、白川未奈はAEW女子世界王者テクラの凶器攻撃をくらい、悲願の最高峰ベルト奪取に失敗した。
先週の「DYNAMITE」ではタッグパートナーのトニー・ストームが何者かに襲われて重傷を負い、欠場に追い込まれた。白川は相棒に代わりマリーナ・シャフィールと一騎打ちして殊勲の勝利。自身と同じく、昨年スターダムから米メジャー団体へと移籍した王者テクラへの挑戦を決めた。一方で、テクラはトニー襲撃事件について自身の関与を否定。その上で、トニーが王者と戦いたくないため襲撃を〝偽装〟したと主張していた。
注目の王座戦で白川は花束を持って入場した。かねて差出人不明の花束を贈られており、またも謎を残したままゴングが鳴った。序盤からセントポールの観衆は「レッツゴー、ミナ!」との川への声援一色。白川もリング内でコーナーを使ったエレベイテッドDDT、場外では断崖式DDTからフロアへのブレーンバスターで〝毒蜘蛛〟を叩きつけ、先週の勝利の勢いを逃さない。
王者のスピアーにはカウンターのランニングニーを見舞い「ナメんなあ!」と叫びながら、スリングブレイドだ。続けて強烈なミサイルキックをぶっ放し、変型レッグロックで締め上げた。さらにローリングエルボーを打ち込むも、王者がカウンターで放ったスピアーを浴びて両者ダウンの激闘となった。
先に立ち上がったテクラはコスチュームの腰に巻いていた皮ベルトを手にするが、レフェリーに見つかり没収された。ところがこれこそ〝偽装〟だった。レフェリーが場外のスタッフにベルトを渡した隙をつき、胸元からメリケンサックを取り出し右拳に装着した。白川は最初の一撃をかわして裏拳を打ち込んだものの、バックドロップの体勢で持ち上げた際に王者の凶器攻撃をまともにくらって〝KO〟されてしまう。そのまま王者にカバーされ、無情の3カウントを奪われた。
昨年10月の一騎打ちに続き、またもテクラの卑劣な攻撃により勝てず。試合中には「私はトニーのため、愛のため、自分のために戦う!」と叫んだが、最高峰王座を手にできなかった。防衛に成功した王者は、リングに上がった仲間のジュリア・ハートにメリケンサックをこっそり手渡し、証拠を〝隠滅〟する。白川には不完全燃焼の王座戦となった。












