F1で苦戦が続いているアストンマーティンについて、昨季までレッドブルでアドバザーを務めていたヘルムート・マルコ博士が警告した。スペイン紙「マルカ」が伝えた。

 今季から日本メーカーのホンダとタッグを組んだアストンマーティンはマシンの開発遅れや調整不足によりエンジン振動が問題視されるなど、低空飛行が続いており、完走すら難しい状況にある中で、第3戦の日本グランプリ(GP、29日決勝)に臨む。

 マルコ博士はアストンマーティンのエイドリアン・ニューウェイ代表がレッドブルに所属していたころから親交があり、現在も連絡を取り合う間柄だ。同紙によると、マルコ博士は「彼(ニューウェイ)とは連絡を取り合っている。彼は良い時期をすごしてない」と友人の現状について語った上で「このプロジェクトは、すぐには解決できない問題がある」と指摘したという。

 同紙はマルコ博士の見解について「これは単なる批判ではなく、警告だ。マルコ氏はニューウェイ氏の作品に対する成熟は時間が必要であることが知られている。しかし真の課題は開発不足ではなく、創業当時からの構造的な欠陥になるようだ」と指摘していた。