DDTの元KO―D無差別級王者・樋口和貞(37)が23日に都内で会見を開き、第一、第二頸椎の亜脱臼により現役を引退することを発表した。
団体が定期的に実施している健康診断で同個所の亜脱臼が発覚。医師により「コンタクトスポーツの継続は危険である」と診断され、樋口、医師、団体で今後について協議し引退という結論に至ったという。なお、引退試合は行わず4月5日の東京・後楽園ホール大会で引退セレモニーを実施することが決定した。
この日の会見で樋口は「現在首の負傷により欠場しておりますが、医師の診断の結果、首が限界を迎えており、4月5日に引退させていただきます。現状、自覚症状は何もないんですけど、首だけが限界を迎えていた状態でして。自分としてはまだプロレスをやりたかったなという悔しさもあります。しかし、このように早期発見できて、自分の足でリングを下りることができて良かったと思います」と語った。
大相撲出身の樋口は、2014年にDDTに入門。同年11月28日にDDTが立ち上げた「DDT NEW ATTITUDE」の旗揚げメンバーとしてデビュー。22年にシングルトーナメント「KING OF DDT」初制覇と同時にKO-D無差別級王座を初戴冠した。24年6月から頸椎ヘルニアで約9か月間の欠場を強いられたが、25年3月に復帰すると、再び「KING OF DDT」を制覇。直後に2度目の同王座戴冠を果たし、DDTの強さの象徴として団体をけん引してきた。
樋口は「このDDTのリングでは、活躍させてもらいました。本当に感謝しております。リングではもう生きることはできなくなりましたが、これからもまた人生は長く続いていくと思うので、新しい一歩を踏み出して、今後とも頑張っていきたいと思っております。皆さま、12年間本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、頭を下げた。












