なでしこジャパンのニルス・ニールセン監督が、アジアカップ(オーストラリア)の地上波放送なしに言及した。
なでしこジャパンは21日のアジアカップ決勝で開催国・オーストラリアに1―0で勝利し、2大会ぶり3度目の優勝を飾った。大会計6試合で29得点、1失点とアジアのライバルを圧倒した。
ニールセン監督は23日、都内で優勝報告会見に臨んだ中、海外メディアから「日本でテレビ中継がなく、優勝が大きなニュースになっていないような気がする」といった質問も飛んだ。
指揮官は「残念ながら日本のテレビ放映がなく、DAZNさんで放送していただいた。最善を尽くそうとしてくれて、自分たちも最大限魅力あるものを届けたいと思ってやっている。どうしても欧州と比べて、日本はほかのスポーツも非常に人気がある。競争があるのかなと思う」との見解を示した。
その上で「もう少し注目してもらえれば、自分たちも良いプレーをして、より価値を上げるようなことをするので、多分後悔はしないのかなと思う。注目を集めるためには、より魅力的なサッカーをしていきたいと思っているので、できることはやっていきたい」と現場レベルでの人気アップを誓った。
今回の決勝ではスタジアムに7万4397人が詰めかける熱狂ぶりだっただけに、「どうしてもオーストラリアと比べてしまうと(日本の)女子サッカー人気はまだまだだが、より魅力ある女子サッカーにしていきたい」と語った。
会見に同席した日本サッカー協会の佐々木則夫女子委員長は、オーストラリアの女子サッカー熱を踏まえ「女子サッカーの文化を(根付かせるために)もっとやっていかないといけない。オーストラリアの関係者とお話をさせていただきながら、ヒントを得て日本の女子サッカー界を盛り上げていかないといけないと強く感じた」と決意を新たにした。
2011年ドイツ女子W杯優勝で〝なでしこフィーバー〟が起きたが、女子サッカー人気の定着には至らなかった。来年のW杯で再び人気に火をつける結果を残すことができるか。












