アフリカネーションズカップ(1月)を制したセネガルがタイトルを剥奪され、モロッコが新たな優勝国となった問題が波紋を広げている。

 アフリカサッカー連盟(CAF)の決定を不服とするセネガルは「アフリカサッカーの信用を失墜させる、この不当で前例のない、容認できない決定を非難する。あらゆる適切な法的手段を講じる」とし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する方針で「著しく違法で極めて不当」「ルールの間違った解釈」とCAFを批判した。

 セネガルイレブンも不満の声を上げている。エースのFWサディオ・マネ(アルナスル)は自身のインスタグラムを更新し「深く失望した。あまりにも多くの腐敗があり、それが大陸中の何百万人というファンの情熱を殺している。選手は全力でプレーしているが、ピッチ外の決定がタイトルの結果を左右している」と憤慨した。

 さらにMFパテ・シス(ラヨ・バリェカノ)も自身のSNSで「泣き虫どもにあと3点くれてやれ」とし、棄権となり、0―3の敗戦となったことを皮肉るコメントを投稿。フランス出身ながらセネガル代表入りを選択したDFムサ・ニアカテ(リヨン)は「メダルとトロフィーを取りに来い」と主張していた。

 海外メディア「BOLAVIP」は「セネガルは全面に戦争に直面する」とし、匿名のCAF幹部が「我々は憤慨している。3月29日の執行委員会はまるで第3次世界大戦のようになるだろう」と指摘したという。