6月開幕の北中米W杯をイランがボイコットした場合、代替出場国にロシアが急浮上してきた。

 米国とイスラエルの攻撃をきっかけに、イランは米国を中心に開催されるW杯を辞退する可能性が出ている。

 イランが辞退した場合に備えて国際サッカー連盟(FIFA)はさまざまな代替候補案をシミュレーションしているとされるが、衝撃の候補が出てきた。

 英紙「デーリー・メール」は「イラン代表チームが米国およびイスラエルとの紛争のためワールドカップに出場できる可能性は非常に低く、ロシア代表チームが代替候補の有力候補の一つである」と報じている。さらにウズベキスタンメディア「ザミン」も「ロシア代表チームは2026年のワールドカップに出場する可能性があるという。イラン代表チームが大会に参加しない場合、この選択肢が検討される可能性があるとされている」とロシアの電撃出場が現実味を帯びてきた。

 同メディアは「イラン代表チームはまだ正式に大会から除外されていないと報じられている。しかし、国際情勢の緊迫化により、アメリカで開催される同大会への参加は依然として不透明な状況にある。イランがワールドカップから撤退した場合、あるいは参加が不可能になった場合、FIFAは代替チームを決定しなければならない。その場合、ロシア代表チームを大会に招待する可能性が、検討されている選択肢の一つとして挙げられている」と強調した。

 FIFAはインファンティノ会長が2月に英スポーツ専門放送局「スカイ」でロシアの国際大会復帰を支持しており「間違いなく検討しなければならない。この禁止措置は何も実を結んでいない。より大きな不満や憎しみを生んでいるだけだ」などと力説。持論とするロシア復帰を自らの管轄であるサッカーW杯で実現するとの観測が広まっている。

 ロシアがW杯出場となれば激震が走りそうだ。