6月開幕の北中米W杯に向けて、ドナルド・トランプ米大統領が次期国土安全保障長官に指名したマークウェイン・マリン上院議員が警鐘を鳴らしたと、英紙「ミラー」が報じた。

 同紙は「マリン氏はW杯開催に向けた米国の準備状況について深刻な懸念を表明している。マリン氏は議員らに18日に語った際、大会の安全管理を担当する機関が苦境に陥っていると主張した」とし「マリン氏はW杯の警備について国土安全保障省の準備が『遅れている』ことを認めて、夏の大会に対応するに必要な新たな職員の訓練には4か月かかる見込みと述べた」という。

 今夏のW杯に向けては米国とイスラエルがイランを攻撃するなど、中東および世界情勢が大混乱。緊張が高まっている中で次の国土安全保障長官に指名されるマリン氏が不備を認めたことで、W杯期間中の安全面は保証されていない状況にあるようだ。トランプ大統領もW杯参戦が注目のイランについて「彼らの命と安全を考えると出場は適切ではないと私は考えている」と発言している。

 同紙は「W杯開幕まであと3か月を切っているが、米国が大会開始までに万全の状態を整えられるかどうか、深刻な懸念が広がっている」と指摘していた。