ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート男子の米国代表イリア・マリニンが、故郷の米バージニア州シャーロッツビルでイベントを開催し、大フィーバーとなった。

 米放送局「CBS19」は「イリア・マリニン選手が、故郷のバージニア州でファンと交流するために氷上を離れて訪れた」とイベント開催の様子を報道。大観衆が押し寄せ、マリニンは「本当に楽しい時間、素晴らしい経験です。こんなにたくさんのファンが来てくれて、本当にうれしい。こんなにたくさんの人が会いに来てくれるなんて思ってもみませんでした」と感慨深げに語った。

「バージニア州をはじめ世界中の人々に、自分らしくいること、アスリートになること、情熱を追求することの大切さを伝えられているのは、本当に素晴らしいことだと思います」と語ったマリニン。ミラノ・コルティナ五輪では団体で金メダルを獲得した一方で、大本命視された個人戦ではフリーで大失速してまさかの8位とメダルまで逃す屈辱を味わった。

 つらい経験を振り返り「オリンピックで起こったことはすべて、このスポーツの一部であり、私たちの仕事の一部です。私たちは、ただ立ち上がって前に進み続けるしかないのです」と強い覚悟を表明。今後については「時間がたてば分かるでしょうが、私は挑戦し続け、自分が好きなことを続け、スケートへの情熱を持ち続けたい」と堂々宣言した。

 そして〝4回転の神〟がまさに神対応を見せた。「フィギュアスケーターは、何百人ものファンが〝4回転の神〟に会うために列を作っていた中で、一日中サインをしたり、一緒に写真を撮ったりして過ごした」と同局はマリニンが多くのファンに時間をかけて真摯に対応した様子を強調。マリニンの人柄が表れる地元での一幕となった。