カーリング女子代表のロコ・ソラーレ(LS)にとって〝新戦力〟の加入は、メリット尽くしのようだ。

 世界選手権2日目(15日=日本時間16日、カナダ・カルガリー)では、ノルウェーを延長の末に10―9で下して無傷の3連勝。3―6の第7エンド(E)に大量4点を奪うなど、劣勢の場面でも冷静に戦い抜いた。

 この日はサードに吉田知那美ではなく、フィフスの小穴桃里が出場した。近年の小穴は混合ダブルスを軸に活動する一方で、4人制でも実績は十分。今大会はLSのオファーを受けて助っ人として参戦しているが、早くもチームに馴染んでいる。

 実際にスキップの藤沢五月は小穴の金髪ヘアにあやかって金色のネイルを施したという。あるカーリング関係者は「あまりLSの選手たちと小穴さんが絡んでいる様子は見ていなかったけどね」と笑うも、雰囲気は良好だ。

 さらに実力者がフィフスに控えるのは大きなプラスだ。世界選手権の予選は7日間で12試合を消化。その上でプレーオフなどを戦う構図となっている。北京五輪時にLSのフィフスを担った石崎琴美は、基本的に裏方としてチームを支える形だったものの、別のカーリング関係者は「小穴選手だったら試合に出るチャンスは全然ある」と指摘。各選手の負担を減らす役割も担っているという。

 さまざまな形でLSに貢献する小穴について、藤沢は「私たちが求めているスキルを持っている」と太鼓判。目標の世界一に向けて、大事なピースになること間違いなしだ。