カーリング男子代表のSC軽井沢クラブでサード兼スキップを務める山口剛史が、2026年ミラノ・コルティナ五輪の印象について語った。

 チームは25年12月の世界最終予選で敗れ、ミラノ・コルティナ五輪の出場を逃した。18年平昌五輪を経験している山口は、できる限りの形で男女の試合をチェック。16日には長野・軽井沢市内で取材に応じ「自分が次の五輪に出るためには世界選手権に出ている必要があるとか、グランドスラムのベスト4に入るとか、世界のトップ10に入る必要があるとか、そういった条件がそろえば、五輪での予選突破やメダルのチャンスというのは広がるんじゃないかなって思っていた」と明かした。

 女子代表のフォルティウスは山口が考える条件をほぼ満たしていたが、2勝7敗で予選敗退に終わった。「実際の試合が始まってみると苦しんでる部分が多かった。五輪ってやっぱりそんなに簡単な場所じゃないし、勝つことの難しさを見ていて思った。だからこそ、その手前のシーズンまでの結果だけじゃなくて、プラスアルファ何が必要なのかなと今は考えている」と振り返った。

 女子はチーム・ハッセルボリ(スウェーデン)が金メダルを獲得。今季は出場試合数をセーブしながら、大舞台に照準を合わせていた。「世界選手権やグランドスラムで勝っているチームじゃなくて、スウェーデンが勝っているのもすごいと思ったので、そういう違いは何かなというのもちょっと見つけていきたい」と語った。

 チームとしては27日開幕の世界選手権(米国)に向けて最終調整中で、「自分たちがどのぐらい通用するのかを確認したい」ときっぱり。30年にフランス・アルプス地方で開催される五輪へ、さまざまな角度から課題を埋めていく構えだ。