トランプ大統領の「UFOファイル」公開には、人類が孤独ではないことを証明する〝非人類の宇宙船(ノン・ヒューマン・クラフト)〟の動画や写真が含まれる可能性があるという。米紙ニューヨーク・ポストが14日、報じた。
日本のUFO議連の設立総会の基調講演を行ったことがあり、米国情報機関に20年近く在籍した元米国防次官補クリストファー・メロン氏によると、政府が保有するUFOファイルの保管庫は膨大で、そこには驚くべき写真や動画が含まれているという。メロン氏は、クリントン政権とブッシュ政権時代に国防次官補を務めていた人物だ。
メロン氏は、この情報が公開されれば「UFOをめぐる議論はまったく新しい段階に進むだろう」と述べた。
トランプ氏が2月19日、自らのSNSトゥルース・ソーシャルに「非常に大きな関心が寄せられていることを受け、私は国防長官およびその他の関連省庁に対し、宇宙人や地球外生命体、UAP、UFO、およびこれらに関連する重要な事項に関する政府ファイルの特定と公開プロセスを開始するよう指示した」と発表した。
この発表を受けて、ホワイトハウスや国防総省など連邦機関は対応に追われたが、何がいつ公開されるのかについての公式発表はまだないが、「UFOファイル」が公開されることになる。
メロン氏によると、最も説得力のあるデータは、地球上空の宇宙空間にある飛行体を捉えた鮮明な衛星写真で、それらは明らかに人工物ではないという。
メロン氏は「私たちは、明らかに人間が作ったものとは思えない飛行体の衛星画像を持っています」と語った。
2017年には、メロン氏は米軍が撮影した有名なUAP(未確認異常現象)の3つの映像「チックタック」「ゴーファスト」「ジンバル」の公開に重要な役割を果たした。
そしてメロン氏によると、政府のハードドライブにはそれと同様の映像がさらに多数存在しているという。
メロン氏は「2018年の時点で非機密と判断された同じ情報源からの動画が相当数あります。F18戦闘機のガンカメラ映像や前方監視赤外線映像などです。しかしそれらは一般公開されていません。私はそれらのいくつかを実際に見ています。それらの動画が公開されない合理的な理由は思いつきません」と話した。
ただし、メロン氏は「今回の公開に刺激的な画像が含まれる可能性はあるものの、宇宙人文明の存在や接触を確認するようなファイルが出てくるとは期待していません」とも述べた。
メロン氏によると、トランプ氏の命令による公開対象には、国防総省(戦争省)、国家情報長官室、国家安全保障局(NSA)、国防情報局(DIA)、エネルギー省、国家核安全保障局が保有するUFOファイルが含まれる可能性がある。
メロン氏は「機密資料や機微情報を公開することは、情報機関にとって不自然な行為です。官僚機構はゆっくり反応するでしょうし、もし公開するとしても、最も重要な資料をすぐに出すとは思えません。そもそも出さない可能性もあります。徹底的で効果的な公開プロセスを確実にするためには、議会の監視が必要です」と指摘している。











