カーリング女子で2024年日本選手権覇者SC軽井沢クラブのスキップ・上野美優が、4年後に向けた思いを明かした。 

 軽井沢国際選手権初日(13日、長野・軽井沢アイスパーク)の女子予選では、GRANDIRに7―4で快勝して白星スタートを切った。前半の4エンド(E)を2―3で折り返すも、第5Eに3点を奪って勝ち越し。第6Eには2点をスチールして試合を優位に進めた。試合後には「1月、2月とチームで取り組んできたことがどのくらいできているかを確認しながら試合をしていたので、そこも良かったし、プラスしてちゃんと勝つこともできて良かった」と頬を緩めた。

 先月のミラノ・コルティナ五輪は、昨年9月の代表決定戦で敗れたフォルティウスが出場。メダルが期待されたが、2勝7敗で予選敗退に終わった。上野は「スキルの部分やアイスの読みで大きな差があるわけじゃないんだろうなと、試合していても、世界のトップのチームを見ても思う」と分析する一方で「やっぱりキーショットをつかむ何かというか、気持ちの強さなのか、チームとしてのコミュニケーションというか、私たちもまだつかみ切れてはいないけど、そういったものの何かがあるんじゃないかなと思った」と差を指摘した。

 今大会にはミラノ・コルティナ五輪で金メダルに輝いたチーム・ハッセルボリ(スウェーデン)が出場。「気持ちの部分ですごく強いだろうなと。外から見ているだけなので難しいけど、タフだなと感じたし、緊張感というか、少し違った空気感があるのではないかなと思う中で、五輪に照準を合わせて戦っている。やっぱり経験値とか気持ちの部分のタフさというところがすごく出てたんじゃないかな」と多くの学びを得ている。2030年にフランス・アルプス地方で開催される五輪へ、一歩ずつ階段を駆け上がっていく。