侍ジャパンの大谷翔平選手(31=ドジャース)がWBC1次ラウンドC組の台湾―日本戦(東京ドーム)に「1番・指名打者」で先発出場。2回に迎えた第2打席で、先制の満塁弾を右翼席に叩き込んだ。

 大会の主役が帰ってきた。2回一死満塁で迎えた第2打席。カウント2―1から4球目、124キロカーブをやや体勢を崩されながらもスイング。それでも白球は右中間スタンド前列に届き、この日〝2杯目の抹茶〟をおいしくたてた。

 この日、日台両国の熱烈な野球ファンが集結し、異様な熱気に包まれた東京ドーム。初回もファーストバッターの大谷が打席に立つと、大歓声のシャワーが大谷に降り注いだ。

 第1打席は台湾の先発右腕、チェン・ハオチュンの初球を強烈な右翼二塁打にするなど、試合開始30分足らずで文句なし、主役級の躍動。強化試合2試合では5打数無安打と快音は響かなかった大谷だが、本番で見せた姿は「さすが」の一言に尽きた。