ヨルダンを訪問したヘンリー王子とメーガン妃が、ヨルダン王室に「完全無視」される屈辱を受けた。英紙デーリー・メールが26日、報じた。
ヘンリー王子夫妻は25日から26日までヨルダンを訪問。いわゆる「疑似王室ツアー」で数時間以内にさまざまな慈善団体へ人道的訪問を開始し、数え切れないほどの写真撮影の機会を提供した。これには、25日に英国大使公邸で世界保健機関(WHO)の職員と大使館職員が行ったイベントも含まれており、批評家からは「完全に不適切」と非難されている。
さらにはヘンリー王子とメーガン妃が首都アンマンに滞在しているにもかかわらず、ある情報筋は「(ヘンリー王子夫妻と)ヨルダン王室との会談は予定されていない」と語った。
ヨルダンの現国王アブドラ2世は英国王室と強い絆を持ち、チャールズ国王とも親しい。昨年のロンドン公式訪問の際には国王と面会し、温かく挨拶し合う姿が写真に撮られている。
英国王室とアブドラ国王、その妻・ラニア王妃の関係は非常に親密で、チャールズ国王の戴冠式には特別VIPゲストとして出席した。ラニア王妃はカミラ王妃と女性問題について何度か会談も行っている。
国王の息子であるフセイン皇太子もウィリアム皇太子と親交があり、近年では英国とヨルダンでのサッカー観戦や、イギリス空軍基地への共同訪問など、共に時間を過ごしている。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、2023年にフセイン皇太子の結婚式にも出席している。
一方、ヘンリー王子とメーガン妃が対面したヨルダン王室の唯一のメンバーは、現国王の叔母スマ・ビント・タラール氏のみで、短い時間でヨルダン・ハシミテ人間開発基金が運営する事業を視察するにとどまった。いわばヨルダン王室から完全に無視されたわけだ。
実際、アブドラ国王はヘンリー王子夫妻との公の会談を意図的に避けたようで、同時期に訪問中だったインドネシアのプラボウォ・スビアント大統領とは25日に中東和平について会談を行っている。
もう一つの明らかな拒絶は、アブドラ国王は、夫妻のヨルダン訪問を率いた世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長と会談していることだ。
公式写真には、アブドラ国王がWHO事務局長や大勢の代表団と会談している様子が写っているが、メーガン妃とヘンリー王子はどこにも見当たらなかった。夫妻の慈善団体であるアーチウェル・フィランソロピーズがWHOと提携しているにもかかわらずである。
ヘンリー王子夫妻のヨルダン訪問は王室からの「完全無視」という意外な展開となってしまった。












