中央大学法科大学院教授で弁護士の野村修也氏が21日、自身のXを更新し、東京新聞が掲載した「本音コラム」で、文芸評論家の斎藤美奈子氏が「高市鬱」という言葉を使用したことを批判した。

 野村氏は「人名に病名を付ける言葉遣いは、発言者のモラルを疑う。対象人物を『病原体』と同視する卑劣さだけではなく、その病気で苦しんでいる人を利用する無神経さに、多くの人が嫌な印象を抱くのではないだろうか」と疑問を呈した。続けて「数字がこの病気を癒すと書かれているが、このコラムを批判する数の多さを直視すべきだ」と批判した。

「選挙後の症状」と題したコラムで「選挙後『高市鬱』という言葉がネット上を飛び交っている」と紹介。また高市政権非支持者に「こういう時は気休めも大事である。まず数字」と提案し、自民党の316議席に対して「有権者全体に対する絶対得票率は小選挙区で27%。みんなが高市支持ってわけでもないのである」などとつづっている。