ミラノ・コルティナ五輪バイアスロン女子24キロリレー(18日)で銀メダルを獲得したエルビラ・エーベリ(スウェーデン)と同男子30キロリレーで銅メダルのセバスティアン・サムエルソン(同)が国際オリンピック委員会(IOC)に不満をぶつけた。
フランス紙「パリジャン」によると、エーベリは五輪で表彰台に上っても賞金が出ないことやスポンサー活動を禁止されていることに不満を表明しているという。
銅メダリストは「私たちは搾取されている。これは受け入れられない。私たちアスリートがいなければ、五輪は存在しない。私はアスリートを職業にしているが、それで収入を得てない」と〝賞金なし〟に異論をとなえた上で「スポンサーにアピールすることすら許されていない。五輪に出場するのは注目を集めるためなのに、辞退するかもしれない。スポンサーと良好な関係を結べなければ1ユーロも稼げない」と猛反発した。
サムエルソンも「五輪が生み出す強大な産業、五輪が持つ重要なパートナー(スポンサー)を見てください。(アスリートへの)ボーナスは必要だ。金持ちが高級ホテルに泊まって豪華なディナーを食べるよりも、選手たちにお金が還元される方がいい」と指摘。エーベリの見解に同調した。
2人の指摘にIOCは「名誉、コミュニティー、そして国家の代表と同義であり、金銭的な報酬ではない。私たちの役割は個々の選手に報酬を支払うのではなく、五輪収益をスポーツ界全体に再投資することだ」と改めて説明したという。












