ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート 女子ショートプログラム(SP)で、ジャンプミスで涙を流したアンバー・グレン(米国)に対し、五輪女王が冷酷な言葉を発し物議を醸している。
最終組で滑走したグレンは、冒頭で高難度のトリプルアクセル(3回転半)を成功させた。しかし、その後3回転ループが2回転となり、SPの必須要素を満たせず0点に。得点は伸びず、67・39点で13位となった。演技後に涙を流した。
誰もがグレンの悲痛な思いに同情を寄せる中、2014年ソチ五輪金メダルのアデリナ・ソトニコワ氏(ロシア)はドライな発言だ。ロシアメディア「スポーツ」によると、ロシア国内の中継でゲストを務めたソトニコワ氏は、「残念なことですね」と同情を示しながら「でもあまり悔やむわけにはいきません。だって、これは私たちにとって有利に働くことだと分かっているので」と、同国出身で個人の中立選手として出場しているアデリア・ペトロシアンにとっては有利と発言したという。
その後、解説者のリナ・フェドロワ氏が「私たちは皆に同情しています。私たちはスポーツを応援していますし、乗り越える物語を応援しています」とフォローすると、ソトニコワ氏は「同感です」と付け加えた。
本音だとしても冷たい言葉に、同メディアの読者コメントでも「失敗して泣き叫ぶ女性を見て、放送でこんなことをいうなんて、これは普通のことなのでしょうか」との声が。また、この発言がネット上に上げられるとソトニコワ氏への批判が殺到。「マジでうざい。ソチの金メダルなんかあいつにふさわしくない」「ソトニコワは口をせっけんで洗うべきだ」とガッカリのコメントが並んだ。さらに米国メディア「ニューズウィーク」が「アンバー・グレンに対するコメントでロシア選手が反発に直面」と報じるなど、注目を集めている。












