保険の問題でWBCのプエルトリコ代表のフランシスコ・リンドア内野手(32)の〝落選ショック〟が波紋を広げる中でまさかの〝救世主〟が現れた。同国出身のラップ界のスターでグラミー賞歌手、バッド・バニー(31)が出場できないリンドアとカルロス・コレア(アストロズ)の保険料を代わりに支払う、と米メディア「BOLAVIP」などが元メッツのカルロス・バエルガ氏の情報として伝えている。

 中心選手となるはずだったリンドアとコレアはWBCの保険会社に不適用とされたが、別の民間保険に加入することが検討されているとし「バッド・バニーがリンドアとコレアの問題を解決し、WBCに出場できるように援助する。彼のような人がプロ野球選手を助けようとして名乗り出るのは滅多にない。開催まであと3週間以上ある。土壇場で彼をメンバーに加える時間があるかもしれない」と伝えている。

 しかし、一方で「マルカ」は「バニーは保険料を支払うつもりでいたが、どうやら手遅れだったようで、期限までに解決できる見込みはない」と報じ「アルバット」も「バニーは50万ドル~100万ドル(約7800万円~1億6000万円)に及ぶ費用を負担する用意があった。彼の善意にもかかわらず、プエルトリコ野球連盟は必要な医療評価を結果として保険金請求は却下された」とし、すでにメッツ、アストロズも出場を断っているという。

 渦中のリンドアはインスタグラムで「多くの人が思っている以上につらいことです。アスリートとして自国を代表すること以上に大きな誇りはありません。それができないことで心にぽっかり穴が開いてしまった」などと記している。母国を愛するバニーの〝男気出費〟は泡となるのか…。