ミラノ・コルティナ五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子個人ノーマルヒル(NH)の公式練習が、8日(日本時間9日)に行われた。初出場の二階堂蓮(24=日本ビール)は1回目が97メートル、2回目を102・5メートルで終えた。

 9日(同10日)のNH本戦を控える中、練習後に「状態はいい感じ。練習ではアプローチの滑りを意識した。(初の五輪で)本当にワクワクしている。楽しみ」と胸を高鳴らせた。

開会式でイタリアの国旗を頭にさして練り歩いた二階堂蓮(右=代表撮影)
開会式でイタリアの国旗を頭にさして練り歩いた二階堂蓮(右=代表撮影)

 6日にミラノを中心に4か所で開会式が行われ、ジャンプ競技が実施されるプレダッツォの会場では、二階堂が日本の国旗を背面に掲げ、頭にイタリアの国旗を差して入場した。「開会式も楽しもうと思って。(周りから)『蓮、やれよ』と言われて、旗も『お前がやれ』みたいな感じで押し付けられて。結構てんこ盛りな感じで。もうはっちゃけないといけないという自分がいたんで。でも、周りを見ると結構、国ごとで入場の仕方を考えていて『俺、何も考えてないけど、大丈夫かな…』って」と苦笑いを浮かべた。

 また、前回北京大会でNH金メダルの小林陵侑(29=チームROY)は1回目が93・5メートル、2回目が99メートルだった。練習後は取材に対応せず、全日本のスキー連盟の担当者が「本人から9日の本戦に集中したいため、この日は取材対応したくない意向があった」と説明した。