アルペンスキー女子のリンゼイ・ボン(41=米国)が、8日に行われたミラノ・コルティナ五輪滑降でスタート直後に転倒。自力で起き上がることができず、ヘリコプターで救急搬送された。
2010年バンクーバー五輪滑降の金メダルなどの実績を誇るスター選手は、先月30日の大会で左膝の前十字靱帯帯断裂などの大ケガを負い、大舞台は絶望視されていた。しかし、本人は強行出場を選択。3日の会見で「チャンスがある限り、挑戦を続けたい」と意欲を語り、6日の公式練習を完走していた。
しかし、米メディア「CNN」は「CNNが取材した専門家は皆、すぐに競技に復帰するのは決して一般的ではなく、推奨もされないと強調した。むしろ、アスリートたちはその逆の行動を取ることが多い。スキー場に出るということは、ボン選手がさらなる怪我を負う大きなリスクにさらされることになる」と懸念していたことが、実際に起きてしまった。
英メディア「BBC」によると、会場から約130キロ離れた病院で手術を受けたという。同メディアは病院の声明を「左足の骨折を安定させるための整形外科手術を受けた」と伝えた。それに先立ち米国スキーチームは「ボン選手は負傷したが、容体は安定している」と声明を発表していた。













