バレーボール女子日本代表の佐藤淑乃(NEC川崎)に〝顔〟としての活躍を期待する声が上がっている。

 昨季はネーションズリーグ、世界選手権での4強入りに貢献。世界選手権の3位決定戦はブラジルに敗れるも、チーム最多の34得点を挙げるなど、攻撃の軸として躍動した。今季は2028年ロサンゼルス五輪を見据える上で重要なシーズン。アジア選手権(8月、中国)で優勝を果たせば、最短で五輪切符獲得が決まる。11日の取材では「去年は大事なところで負けてしまった。メダルも取れていないし、結果として何も残せずに終わっているので、しっかり結果を求めないといけない」と意気込んだ。

 日本の世界ランキングはアジア最上位の5位だが、6位中国とのポイント差はわずか9・24。実力も接近しており、佐藤のパフォーマンスはチームの勝利を大きく左右する。代表のスポンサー関係者は「最近の佐藤選手は企業と契約を結ぶなど、注目度が上がっている。将来的にはバレーボール界の看板選手になってほしい」と期待した。

 今季はフェルハト・アクバシュ監督の2季目となる。ロサンゼルス五輪でのメダル獲得に向けて、佐藤は「競った場面や大事な試合でもう1個ギアが上げられるようなチームをみんなでつくっていけたら」。さらなる飛躍へ、貪欲にレベルアップを目指す構えだ。