米司法省(DOJ)が先日、新たに公開した「エプスタイン・ファイル」によると、ジェフリー・エプスタイン元被告は透視実験や〝スプーン曲げ〟に資金提供を求められていた。米紙ニューヨーク・ポストが7日、報じた。
司法省が公開したメールによれば、エプスタイン氏はニューエイジの第一人者ディーパック・チョプラ氏や、超能力に関心を持つ他の研究者らと連絡を取っていた。エプスタイン氏は、念力、透視、テレパシーといった分野に興味を抱いていた。
チョプラ氏は、エプスタイン氏と奇妙な科学実験について議論していた。そこには、テレパシー実験や、「エロティック/暴力的」な画像に対する透視能力者の反応を調べる研究などが含まれていた。
メールによると、チョプラ氏は2016年、「超能力実験の提案」という件名のメールのやり取りをエプスタイン氏に転送していた。
また、2017年、チョプラ氏は「エロティック/暴力的」な画像を使い、透視能力者の快楽および苦痛反応を観察する超能力実験に関するメールをエプスタイン氏に転送した。送信者の名前は黒塗りで伏せられている。別の実験では、「量子乱数生成器」が生み出した数字を透視能力者に当てさせることで、超能力の存在を証明しようとする提案もあった。資金提供を求めていた。
別のメールでは、チョプラ氏は、より世俗的な話題についてもエプスタイン氏にメールしていた。例えば、2017年2月には、エプスタイン氏をイスラエルに招待し、「あなたの女の子たちも連れてきて」と書いている。同年3月8日付のメールでは、「神は概念にすぎない。かわいい女の子は現実だ」と送っていた。
チョプラ氏は先日、Xに「過去のメールのやり取りの一部が表面化し、語調の面で判断を誤っていたことが示されている。後悔しているし、当時公になっていた情報を踏まえると、今日どのように受け取られるかも理解している」と投稿した。
他の研究では、自閉症の子どもをテレパシー実験に利用する計画もあった。
カリフォルニア大学サンディエゴ校の家庭医学・公衆衛生学教授ポール・J・ミルズ氏は、2017年のメールで「私はダイアン・パウエル医師およびディーパック・チョプラ医師とともに、パウエル医師が長年取り組んできた臨床・研究プログラムの一環として、自閉症児のテレパシー研究に取り組んでいる」と記している。このメールはチョプラ氏が「参考までに」との一言を添えてエプスタイン氏に転送していた。
ミルズ氏はニューヨーク・ポスト紙に対し、「当時ディーパック・チョプラ財団と協力して研究資金を確保しようとしていたが、資金獲得には失敗した。正直なところ、ここ数年ニュースに出るまで、エプスタインが誰なのかさえ知りませんでした」と述べている。
他にも研究資金をエプスタイン氏に求める者もいた。2016年には、超能力が実在することを証明するための9万ドルのプロジェクト資金提供提案が送られている。
著名な超心理学者ディーン・ラディン氏は「9万ドルが見つかり共同研究が実現するなら、私はそのプロジェクトを監督する用意がある」と書いていた。
ラディン氏は後に、自身が念力で曲げたと主張するスプーンの写真をエプスタイン氏にメールで送っている。
2018年4月2日付「ザ・スプーン」という件名のメールでラディン氏は「これが私が曲げた〝信じられないスプーン〟の写真だ」と書いている。エプスタイン氏が実際に資金提供に応じたかは不明だ。












