元衆院議員の山尾志桜里氏が7日、自身のX(旧ツイッター)で、中道改革連合の野田佳彦共同代表について〝私見〟をつづった。

 野田氏は6日に投稿したXで「競い合うように勇ましいことばかりを言う政治家がいます。痛快さを感じるかもしれません。しかし、その先に平和があるでしょうか。勇ましい言葉は、関係諸国の警戒や反発を招き、対立を生みます。その先にあるのは戦争です。万が一戦争になれば、苦しむのは国民です」とつづっていた。

「日本は、国連の分担金を安定的にしっかりと負担することなど、国際社会のルールを守ることにより信頼を得てきました。紛争は平和的に解決する。力による現状変更はあってはならない。日本は、こうした国際法のルールを守る先頭に立てるはずです。唯一の戦争被爆国として、非核三原則を堅持し、核のない世界を作ろうと言っていけるのも日本だけです。国際社会における日本の持ち味を忘れてはなりません」とした。

 山尾氏は野田氏が「万が一戦争になれば」と投稿したことに「この期に及んで野田代表の訴えが、『勇ましい言葉の先には戦争』という完全な左翼フレーズに回帰するのは切ない限り」とつづった。

「むしろ世の中少なからず、『中道政権では戦争を抑止できないのでは』と不安に思う国民がいるわけで、その根本不安こそが、中道への支持が広がらない理由の一因であるわけです」と指摘した。

「少なくとも私自身の不安を言葉にすれば、親中傾向がある元公明議員の影響で対中抑止が効かず、反米傾向がある元立憲議員の影響で対米関係も管理できず、万が一にも今の『中道』が与党になってしまったら、むしろ戦争リスクは高まるのではと思っています」

 山尾氏は「だからこそ野田代表には、この不安を払拭する現実的な安全保障への方向転換をズバリ語ってほしいし、本来はそれを狙った新党だったんじゃなかろうか」と投げかけ「共産や社民やれいわと見分けがつかない訴えで最終勝負とは、いったい何のための新党だったんだろう」と締めくくっている。