【イタリア・ミラノ5日(日本時間6日)発】スピードスケート女子でミラノ・コルティナ五輪代表の高木美帆(TOKIOインカラミ)は、無限の伸びしろを秘めている。

 6日に開幕する真冬の祭典に向けて、この日は本番会場で調整。自身のレースは連覇のかかる1000メートル(9日=同10日)からスタートする。「純粋なスプリンターではない。トップスピードを最大限出さないと勝てない」と分析した。

 本番会場は展示場につくられた仮設リンク。選手からは氷の状態について不安視する声も上がっていた。高木は「滑りにくい、滑りやすいという感情を一旦捨てる」と自然体を強調し「その日の氷に合わせられるような心構えでいく」と展望を口にした。

 五輪では2個の金をはじめ通算7個のメダルを獲得。長きにわたって世界で君臨してきた一方で、近年は「完璧に仕上がってレースに臨むことはあまりなかった」という。試行錯誤を繰り返す日々だが「まだ上にいく余白はある」。より一層滑りに磨きをかけ、頂点の座を引き寄せる。