米国・WWEの〝フェノメナール〟AJスタイルズ(48)が、PLE「ロイヤルランブル」(31日=日本時間1日、サウジアラビア・リヤド)で引退し、プロレス界からはその功績をたたえる声であふれている。
〝皇帝〟グンターと「負けたら即引退」をかけて激突。必殺技のラッシュで皇帝を追い詰めたが、最後はグンターのスリーパー地獄に引き込まれ失神し、28年のキャリアに終止符が打たれた。ライバルで、昨年12月に同じくグンターに敗れて引退したジョン・シナは自身のX(旧ツイッター)を更新。「フェノメナール(驚異的)という言葉では足りない。リスペクトはつかみ取るものであり、AJスタイルズほどに業界全体から普遍的に敬意を受ける人間はほぼいない、AJ、プロレスのためにやってきたことのすべてに感謝する」などと投稿して、労をねぎらった。
元WWEタッグ王者のジョニー・ガルガノも「リングの内外で、世代最高峰。これからもずっと、たった一人しかいない…AJスタイルズ」などと記し、2024年7月のノア日本武道館大会でドリームマッチが実現した丸藤正道もXで「本当に引退してしまうのだろうか…信じられない…闘えたことを誇りに思う、Thank you AJ.」と称賛を送った。
一方でAJは試合終了後に、両手のグローブを外してリングに置こうとした。シューズやグローブをリングに置くのは引退するレスラーの〝儀式〟だが、AJは思い直したかのようにグローブを再び着けて得意のポーズを決めた。さらに一度はリングを下りたが、戻ってコーナーに上がりまたもポーズ。これが臆測を呼び、米プロレスメディアでは「WWEを引退したAJは他団体で現役を続けるのではないか」と見る向きもある。
大会後のポストショーでは、CCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHが「彼とかわした会話の中で、彼はリング上での活動を完全に終えたことがはっきりわかった」と断言した。ポストショーの司会を務めたピーター・ローゼンバーグ氏は、試合を終えたAJと話したといい「これはまさに終わり。AJスタイルズにとって、これが最後だ。彼がキャリアをかけた試合をすると言ったら、その言葉を撤回するような男ではない」と指摘。二度とリングには上がらないとしているが…。
もちろんこれは世界中のファンやメディアが、実力をキープしたまま引退するAJの引退を惜しんでいる証し。48歳のAJは最後までフェノメナールな存在だった。
この日の「WWEロイヤルランブル2026」は、「ABEMA PPV」で生中継された。













