ソフトバンク・小久保裕紀監督(54)が新たな組織づくりへの構想を語った。2月1日から始まる宮崎春季キャンプに向けて31日に宮崎入りしたホークス。その後は宮崎市内で5年ぶりとなる歓迎パレードを開催し、キャンプインへ向けて気合を注入した。

 プロ野球界の正月とも言われる「2・1」。2026年シーズンに向けたスタートが切られる中で、指揮官は新たな組織のあり方を頭に巡らせていた。

「リーダーを1人に絞るよりは、複数制にして役割を与えたほうがいい」

 指揮官は就任1年目にそれまで敷かれていたキャプテン制を廃止。主力一人一人にチームを引っ張る意識を求めた中で、小久保政権で表立ってチームを先導したのは選手会長だった。

 昨年までの2年間、周東が務めた役職には今年から栗原が就任。指揮官は「今は選手会長1人が全部(の役職を担う)みたいな感じなので。これはチームスポーツ組織としてあまりよくないというのも証明されている。役割をはっきりしてあげた方がよりスムーズ」と〝分業制〟を示唆していた。

 キャンプイン初日には「みんなの前で一回話して、全員に(匿名で)アンケートをとって進めていこうと思っている」と選手、コーチにアンケートを実施予定。チームの動き方を改めて把握し、組織の〝洗練化〟を目指す。リーグ3連覇へ求められる新しいチームづくり。指揮官自ら施策を打っていく。