ドジャースのマックス・マンシー内野手(35)は28日(日本時間29日)にポッドキャスト番組「ファウルテリトリー」に出演し、ドジャースの巨額補強が野球を台無しにして、ストライキの引き金になるという批判に反論した。

 ドジャースは昨季、1998~2000年のヤンキース以来、21世紀初のワールドシリーズ(WS)連覇を達成した。しかし、総年俸4億1734万ドル(約639億円)、ぜい沢税1億6940万ドル(約259億円)を払っていることで、「ドジャースが野球を台無しにしている」「悪の帝国」などの批判が相次いだ。

 それに加え、このオフに新守護神のエドウィン・ディアスと3年総額6900万ドル(約105億6000万円)、FA市場で最大の目玉だったカイル・タッカーと4年総額2億4000万ドル(約367億4000万円)で契約した。

 現在の労使協定は今年12月に期限を迎える。労使交渉では年俸総額を決めるサラリーキャップ制を求めるオーナー側とそれを拒否する選手会側が対立し、ロックアウトに発展するのは確実視されており、ストライキの可能性もささやかれている。

 マンシーは「ドジャースはストライキの可能性に油を注ぐつもりはありません」と強調。「もしそうなれば、それは必ず起こる運命だった」と続けた。

 ドジャースはルールを破っておらず、ロックアウトやストライキをあおっているわけでもない。しかし、ドジャースら大規模な市場に支えられて財政に余裕の球団と小規模市場の球団との差は開くばかり。12月以降の大混乱は必至だ。