米国・WWEの女子タッグ王者でイヨ・スカイとリア・リプリーのコンビ「リヨ」が、圧巻の強さを見せつけた。

 ライバルだった2人が手を組み、5日のロウでカブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)から同王座を奪取。24日の「サタデーナイツ・メインイベント」では、挑戦者決定戦を勝ち上がってきた「ザ・ジャッジメント・デイ」のリブ・モーガン&ロクサーヌ・ペレスに競り勝ち、ベルトを死守した。

 26日(日本時間27日)のロウ(カナダ・トロント)では、女子世界王者ステファニー・バッケルと組み、3王者そろい踏みの豪華トリオを結成。リブ&ロクサーヌ&ラケル・ロドリゲスとジャッジメント・デイと6人タッグ戦で激突した。

 王者トリオは会場人気もすさまじく、大歓声が沸き起こる。イヨが先発すると、トロントの観衆は何と「イヨ・スカ~イ、イヨ、イヨ・スカ~イ♪」と逸女の名前を大合唱。〝OTC〟ローマン・レインズや〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデスの試合では沸き起こるチャントだが、女子では異例の反応だ。

ロクサーヌ(下)にダブルアーム式背骨折りを狙うイヨ・スカイ(©AbemaTV,Inc.)
ロクサーヌ(下)にダブルアーム式背骨折りを狙うイヨ・スカイ(©AbemaTV,Inc.)

 だが、ジャッジメント・デイの3人は連係がさえて、ステファニーに猛攻を加える。それでも世界王者は何とか脱出し、イヨと交代。逸女はロクサーヌに掌底アッパー連発からフラップジャックで叩きつける。コーナーのラケルにもドロップキックを放つと、ロクサーヌにコーナー上段からミサイルキックをぶち込んだ。さらに得意のポーズを決めてから、ダブルニーを発射。とどめのムーンサルトプレスはリブのアシストでかわされるも、ロクサーヌをダブルアーム式バックブリーカーで痛めつける。

 ロクサーヌから反則の目潰しをくらい、リブ&ロクサーヌの合体技を浴びたが、リブのオブリビオンは決めさせずリアとタッチした。代わったリアが敵チームを次々に蹴散らす大暴れ。最後は乱戦となり、リアが捕獲したリブにイヨがトップロープからミサイルキックを見舞うと、すぐさまリアがロクサーヌにリップタイドを決めて3カウントを奪った。

 タッグ王者の見事な連係で快勝し、イヨはリアに抱き着いた。王者トリオは底力を見せた一方で、イヨとリアはPLE「ロイヤルランブル」(31日=日本時間1日、サウジアラビア・リヤド)の女子ロイヤルランブル戦に出場予定。30人参加時間差入場バトルロイヤルを制すれば、プロレスの祭典「レッスルマニア42」(4月18、19日、米ラスベガス)で、シングル最高峰王座に挑戦できる。

「リヨ」が所属するロウの最高峰王者は、イヨとの決定戦を制して世界王者となったステファニーだ。イヨはリアとタッグパートナーでありながら、最高峰王座をめぐる争いに突入するが、この勝利が大きな弾みになったのは間違いない。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。