東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダ、雄のシャオシャオと雌のレイレイの観覧が25日で最終日を迎えた。抽選に漏れたファンもたくさん動物園に集まり、別れを惜しんだ。双子のパンダは27日に日本を出発し、中国の施設に向かう。
最終観覧の倍率は24・6倍。約4000人がパンダと会うことができた。しかし、抽選に外れた人たちも続々とパンダ舎周辺に集まってきた。ぬいぐるみや旗、お手製うちわに帽子などパンダグッズを身にまとい、最後の観覧が終わるまで待ち続けた。
午後5時の閉園時間となったが、正門前にはパンダファンがパンダ談議に花を咲かせるなど、余韻を楽しんでいた。そんな中、正門に向かって頭を下げる男性がいた。ウェブデザイナーの高氏貴博さんだ。高氏さんは「毎日パンダ」というブログを立ち上げ、2012年からほぼ毎日、上野のパンダの写真を撮影してアップしてきた。
高氏貴博さんが更新してきたブログ「毎日パンダ」
高氏さんは「本当に〝今までたくさんの感動をありがとう〟という気持ちをパンダに伝えてきました」と、頭を下げることで感謝の気持ちを表したという。この日もパンダを撮影した。「パンダはいつもと変わらない感じで幸せそうにしていた。普段と変わらないパンダの時間が流れていて、今日も平和に終わってよかったなという気持ちで見届けました」。
まさかパンダが日本からいなくなる日が来るとは、想像していなかったという。「こんな歴史的な瞬間に立ち会ってしまうというのが、とても複雑な気持ちなんですけど、これで終わりじゃなくて、またいつの日か日本にパンダが来てくれると信じていますので、その日をのんびり待ちたいと思います」と前向きに語った。
ブログ「毎日パンダ」はどうなるのか。「これからも動物園には通います。ブログは同じパンダつながりで、レッサーパンダを載せます」とブログは続ける意向だ。












