卓球男子シングルスで世界ランキング8位の松島輝空(木下グループ)は、最後まで集中力を保ち続けた。

 連覇の懸かった全日本選手権5日目(24日、東京体育館)の準々決勝では吉村真晴(SCOグループ)に4―1で勝利。第4ゲームまでジュースが続く展開だったが「あと1点を取り切ることができてよかった。技術面などととかではなく、最後の1本でメンタル的に粘れたところが良かった」と振り返った。

 今大会は2連覇を強く意識。粘り強さを求められる場面が訪れることも想定済みだ。この日は第ゲームを奪われるも、引きずることはなかった。「第1ゲームは結構うまくいったけど、その中で少しアンラッキーがあった。でも第2ゲーム以降はしっかりと気持ちを切り替えて、また頑張ろうって気持ちだった。我慢、我慢と自分に言い聞かせていた」と強い気持ちで戦い抜いた。

 準決勝ではエース・張本智和との対戦が濃厚だ。「張本選手に勝つ準備をしっかりしたい。やっぱり日本で一番強い選手なので、自分から向かっていって勝てるようにがんばりたい」。日本一の座を明け渡すつもりはさらさらない。